ヒート1ではスタートの際に、メタルの上でリアが滑り大きく出遅れました。1コーナーでインにつき上手く抜け出して10番手辺りからレーススタート。オープニングラップでも数台パスし5番手で通過し、3周目に4番手にアップしました。ペース良く3番手のすぐ背後に近づくが、雨上がりの限られたラインでなかなかパスができず、9周目にようやく3番手にポジションアップ。そこから残り4周で更にプッシュして2番手に追いつくことができましたが、そのまま3位でゴールしました。

ヒート2でも、メタルで滑り出遅れました。１周目を7番手で通過し、8周目には4番手まで浮上。前のグループに仕掛けるものの、なかなかパスできず4位でゴールしました。

ヒート3も再びメタルで滑り、スタートで大きく出遅れました。1コーナー時点ではほぼ最後尾を走行。オープニングラップで混戦をすり抜け挽回し、8番手で通過しました。徐々にポジションアップしていき、8周目には5番手までポジションを上げました。4番手まで追いつきましたがパスすることができず5位でフィニッシュしました。

【内田篤基コメント】
今大会はタイトなコースと前日の雨によるマディコンディションでスタートが重要なレースでしたが、全ヒートで大きく出遅れてしまい追い上げのレースとなりました。どのヒートもペースが良くタイムも出ていただけにスタートの失敗が悔やまれます。しかし、今まではスタートが決まるレースはそのまま上位フィニッシュ出来て、スタートが悪いとなかなか上位まで上がれない展開が多かったですが、今大会はいつもとは違った展開で追い上げてレースを組み立てることが出来たのはポジティブな所です。

次戦のコースはまた違ったハイスピードなレイアウトになるので、マシンセッティングの確認とライディングは更なるスピードアップを目指して、次までのインターバルで準備していきます。
気温も上がってくるので、30分のヒート練習も取り入れて対策していきます。次戦もよろしくお願いいたします。

 
松木悠はヒート1のスタートでメタル板でのスリップを回避するためにアクセルを開けずに発進したところ、スタートを失敗。その後、攻めの姿勢で追い上げ1周目から中盤まで15番手を走行しました。後半戦で後ろのライダーとの攻防戦の末にラスト4周のところで転倒し、21番手でゴールしました。

ヒート2ではヒート1の失敗を改善し、出だしは好調でした。しかし、1コーナーの進入処理がうまくいかず15番手スタートでした。前方のライダーと同じ轍を走行中に、前のライダーが転倒し、自身も転倒。再走行に時間がかかってしまい24番手で復帰し、最後は25番手でフィニッシュしました。

ヒート3では1コーナーを15番手で走行し、5番コーナーで轍でバランスを崩し転倒。再スタートしましたが、30番手まで順位を下げ、追い上げをみせるも28番手でゴールしました。

今岡はヒート1で5番手発進と好スタートをみせましたが、後ろのプレッシャーなどで焦り自分の走りができずに2周目で転倒しました。そこから追い上げることも難しく、2度目の転倒があり26番手でフィニッシュしました。

ヒート2はスタートで出遅れ18番手からの追い上げ展開になりました。レース中盤で順位を少しずつ上げ14番手まで浮上し、ゴールしました。

ヒート3ではスタートは好調でしたが1コーナーの処理が上手くいかずオープニングラップは19位通過。その後、15位までポジションを上げましたがコース状況に苦戦し18番手でゴールしました。

【松木悠コメント】
今大会ではペースは段々上がってきたくらいで転倒という場面が多かったです。色々なラインを試すという事ができず、前のライダーに追いつかなければならない意識が強かったです。ベストラインで攻めることしかしておらず、視野が狭くなり気持ちの弱いとこが出てしまいました。
次戦までに、スタートをもっと追求していき、前でレースを組み立てる練習をしていきます。
気持ち的にも中々モチベーションアップできなかったので多く練習して自信をつけます。

【今岡駿太コメント】
今大会はコンディションなどが難しく自分の対応力のなさが、すごくわかるレースとなりました。次のレースまで1ケ月しかないのでまず怪我を治して万全な状態でレースに挑みたいです。
今回意識した事はライン取り、目線など意識して走りました。
次戦までに怪我の治療をしつつ、ライディングができない代わりにトレーニングで体力アップに努めます。

 
島袋はヒート1で10番手前後ぐらいででることができ、前のライダーを落ち着いてパスすることができました。中盤には3番手に浮上し、前のライダーの後ろにつけることができましたが、ミスや体力不足でペースが落ちてしまい3番手でフィニッシュしました。

ヒート2はスタートのミスで20番手発進となり、1周目でも転倒があったため最後尾からのリスタートとなりました。そこから追い上げをみせ、7番手でゴールしました。

【島袋樹巳コメント】
今大会は、勝つこと、両ヒートまとめることを目標としていたため、両ヒートとも悔しさの残るレース内容となりましたが、反省点としてスタートやスタート直後の処理、レース後半の粘りなどダメなところが明確になったと思います。
次戦に向けて、今回明確になった反省点を改善できるように日々の練習を取り組みます。
次戦こそは両ヒート勝って終われるように約１ヵ月の期間追い込みたいと思います。
 

 

 

 
松木紗子はスタートが好調で1コーナー4位で通過。2周目に入った瞬間に前の2台が接触転倒したため、3位に上がりましたが3番コーナーでアウトから被せられ1台パスされてしまいました。中盤、前のライダーを抜くためのラインを探しながら走行し、終盤のラスト2周で前のライダーが転倒しポジションアップ。最後まで順位の入れ替わりがなく、3位でゴールしました。

【松木紗子コメント】
今回は土曜日に雨が降り日曜日はマディコンディションでかなり難しくなると思っていましたが、意外
と気持ちは少し余裕がありました。前戦のリベンジということもありタイムアタック予選からトップで
出る気合いを見せつけ、好成績を絶対に残すと心にずっと決めていました。
レース展開としては前が見えていたので前に行ける気持ちと後ろからプッシュされていたので焦る気持
ちと両方があり非常に良い位置ではあったと思います。
前のライダーの転倒とかがありましたが最後まで諦めない気持ちを持って戦えたから表彰台に立てたと
思います。
次戦に向けて、今回のレースでだいぶ自信がついたので次の目標はもちろん優勝です。優勝する為には今以上にトップスピードをつけないといけないので、引き続きもっと練習の内容を濃くして追い込めるように練習量も増やしていけたらと思っています。
次戦も応援よろしくお願いします。