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【レースレポート】D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第4戦 中国大会

【レースレポート】D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第4戦 中国大会

D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第4戦 中国大会 概要

 

日程 2025年6月14日(土)-15日(日)
開催場所 世羅グリーンパーク弘楽園(広島)
主催 世羅グリーンパーク弘楽園

 
 

リザルト


■IA1クラス

ゼッケン ライダー 予選 決勝ヒート1 決勝ヒート2 決勝ヒート3 総合
10 内田 篤基 4位 12位 7位 –位 10位


■IA2クラス

ゼッケン ライダー 予選 決勝ヒート1 決勝ヒート2 決勝ヒート3 総合
34 松木 悠 DNF
35 今岡 駿太 5位(A組) 14位 16位 –位 16位


■IBOPENクラス

ゼッケン ライダー 予選 決勝ヒート1 決勝ヒート2 総合
2 島袋 樹巳 3位 8位 1位 2位


■LADIESクラス

ゼッケン ライダー 予選 決勝
10 松木 紗子 5位 7位

 
 

レースレポート


予選は雨が降りマディ状態でしたが、決勝は天気に恵まれ徐々にドライコースになりました。
 

IA1決勝

 
ヒート1はスタートが出遅れ、10番手辺りでレースが始まりましたが、オープニングラップの混戦でうまく抜け出して4番手の位置につけました。中盤にゴーグルのトラブルが発生し、最後まで視界が悪い状況で走行しました。トップとの差は縮まらずそのまま4位でゴールしました。

ヒート2はスタートがうまく決まり3番手になりましたが、トップとの差が埋められず徐々に離されていきました。中々ペースが上がらず3周目に4番手、5周目に5番手、7周目に6番手に後退。ミスが続いてしまいファイナルラップも1台パスされて7位フィニッシュとなりました。

【内田篤基コメント】
今大会2週間前の練習中に激しく転倒してしまい、そこからライディングせずに臨みました。幸い大きなけがではなかったので、出来る準備を十分に行いました。土曜日は天気に味方されてマディコンディションで体の負担も少なく、影響はほぼありませんでした。走りも良く、いいイメージで決勝日を迎えることができました。しかし、決勝はヒート1のクラッシュに巻き込まれる不運や、ヒート2の路面が乾いてしまい、ペースが上がったことで身体的にしんどく、我慢のレースでした。ヒート2のゴール直後からは、熱中症の症状で体調を崩してしまいました。今大会に向けて十分な準備ができなかったことも、今回の敗因の一つかと思います。

次戦はチームの地元大会の「名阪スポーツランド」です。普段から乗り込んでいるコースでもあるので、初優勝を目指します。この3ヶ月のインターバルで更なるスピードアップのために、練習方法も考えていきます。インターバル系の練習を取り入れて、トップスピードを上げていきます。そして、マシンもさらに良くなるようにセッティングを煮詰めていきます。次戦もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

IA2決勝

 
松木悠は予選で2回転倒があり、3周目のラムソンジャンプで巻かれた際の転倒で、肩と親指が亜脱臼してしまいました。マシンもアクセルが折れてしまったため復帰できず、悔しくもリタイヤとなりました。

今岡はヒート1のスタートで出遅れがありましたが、その後を上手く抜け出し14番手、オープニングラップ中盤に転倒ライダーを抜いて13番手に上がりました。しかし、後半はペースが上がらずそのまま14位でゴールしました。

ヒート2はスタートのクラッチミートが良かったのですが、その後が上手くいかず20番手で1周目を通過。少しずつ順位を上げて16番手まで上がり、単独走行になるとペースがあがらず16位でフィニッシュしました。

【松木悠コメント】
今大会前から、走りもマシンも調子よく作り込め、今大会での自信があったのですが、ラインの選択ミスで転倒し、体の負担やマシントラブルになってしまいました。
ランキングも降格してしまい、不甲斐ない結果となりとても悔しいです。
次戦に向けて、2~3ヶ月あるので、そこで怪我をしっかりと治して、名阪に向けて2ヶ月計画を立てます。マシンも完璧に作りこみ、後半戦に向けて表彰台に立つこととポイントを取り返すことを目標に取り組みます。

【今岡駿太コメント】
今大会のレースで体力不足を一番痛感しました。
前半と同じペースだと後半15分でペースが落ちてしまうのが良くなかったと思います。
スタートをもう少し出ていれば、レース展開は変わっていたと思うのでそこを改善したいです。
次戦に向けて、今回は体力不足だったので、3ヶ月の間に乗り込みをして、最後までプッシュをできるよう仕上げていきます。スタートも今回はうまくいかなかったので、スタートの練習もし、次戦は前に出られるようにします。

 

 

 

 

 

IBOPEN決勝

 
ヒート1はマディコンディションのレースとなりました。
スタートを決めることができず追い上げのレースとなり、追い上げ途中に3周目あたりで前のライダーと絡んで転倒がありました。
リスタートに時間がかかり、最後尾辺りからの再スタート。そこから追い上げるものの最終結果は8位でした。

ヒート2はスタートでトップに躍り出て、序盤で2番手のライダーを引き離し、その差を拡大。
そのまま好調走り抜け、自身初の優勝を達成しました。

【島袋樹巳コメント】
今大会では、目標の1つであった優勝をすることができ、良かったと思います。
しかし、ヒート1では転倒や、スタートの出遅れなどを改善するところがまだあったと思います。
両ヒートとも勝って、まとめられるようにしたいと思います。
次戦まで2ヶ月のインターバルがあるため、しっかり乗り込んで、両ヒート勝てるように頑張りたいと思います。
 

 

 

LADIES決勝

 
スタートが好調で1コーナー6番手辺りを走行。その後の2コーナーとショートカットコーナーの処理が上手くいき、2台パスすることに成功して1周目4番手。
2周目以降、6連ジャンプが上手く飛べず、前との差が大きく開き、後方との差が徐々に縮まりました。4周目にジャンプセクション前のコーナーで1台抜かされてしまい、5番手に後退。中盤、6番コーナでインに入ったが、アウトから被せられ6番手に。終盤はステップアップ後のコーナーでインから刺された際にバランスを崩し、7番手に下がりゴールしました。

【松木紗子コメント】
今回のコースは少し得意なコースではありましたが、練習の時から気持ちが乗らず、走りも良くなかったです。前戦で表彰台に立ったということもあり、決勝では1周目4位を走行中に3番手が見えていたので、気持ちは絶対にいけると思いました。しかし、気持ちと走りがリンクせず予選と同様に体が硬くなってしまいました。
次は地元名阪大会です。
この夏もっと強くなるために、自分に厳しくし、トップスピードをつける練習も取り入れていきたいです。
引き続き、体力をつけるためにトレーニングも追い込んでいきます。
次戦もよろしくお願いします。
 

 

 

 

小橋雅也監督コメント

IA1の内田は予選から決勝レースを見据えたライディングで好調をアピールしてきましたが、思いとは裏腹に悔しいレースとなってしまいました。
IA2の今岡は両ヒート共に、良いところ悪いところが見え隠れしましたが、良いところは伸ばし、悪いところは改善していきます。
レディースの松木紗子は、決勝で4位走行して前を追ったものの、ジャンプセクションが上手くクリアできずに消極的なレースになってしまいました。
IBの島袋は、ヒート1ではスタートが遅れて追い上げるレースとなりましたが、ヒート2ではホールショットから2番手以降を引き離し、嬉しい初優勝で良いレースをしてくれました。
IA2の松木悠は、予選で転倒してマシンも体も再スタートできない状況となり、リタイアとなりました。今回の反省点をプラスに考えて取り組んでほしいと思います。

次回は、地元名阪スポーツランド大会となります。このインターバルで色んなことにチャレンジして強くなったライダーたちとともに名阪スポーツランドに臨みます。
次戦も応援をよろしくお願いいたします。
 

 
パドックにはYogiboクッションやPIRELLIタイヤが設置されています。
Yogiboクッションは座るのも大歓迎ですので、ぜひお越しください。